宅建士試験に願書を出したいから手続を教えて?
この記事で分かること!
■宅建士試験の応募書類はどこにあるの?
■準備する書類には何があるの?
■手続はネットだけなの?
初めての試験の時、応募のやり方が分からず不安だけど、調べる時間がもったいないですよね!
でも、大丈夫!
宅建士の受験に必要な応募方法について、図やイラストを使って、手続きをわかりやすく紹介しますので安心してください。
この記事を読めば、応募時間を簡単に短縮できるので、受験勉強への集中力アップで一発合格できますよ!
初めて宅建試験を受験する人
絶対に一発合格をしたい人は、ぜひ参考にしてください。
【2024年】宅建士試験の受験申し込みの流れ
当記事では、宅建士試験に必要な受験要項の配布先や応募先など、手続きのスケジュールについて、図やイラストなどで分かりやすく紹介していきます。
ちなみに、宅建士試験の受験資格については、「図解:受験資格や受験科目をわかりやすく」で確認してくださいね。
宅建士試験の受験手続の日程
- 実施公告:6/7(第1金曜日)
- 配布期間:6/7~7/31(ネット)、7/1日~7/16(郵送)
- 配布場所:都道府県庁、各市役所、書店、宅地建物取引業協会などで無料配布!
- 郵送による入手方法:角2封筒を同封で請求
- 受験資格:誰でも受験OK(年齢、性別、学歴等の制約なし)
- 申込期間(インターネット):7月1日9:30~31日21:59
- 申込期間(郵送):7月1日~16日
- 申込方法:①郵送手続 ②インターネット手続
- 受験手数料:8,200円(ペイジー、クレジット、コンビニ)
- 必要書類:顔写真(縦4.5、横3.5)※
- 宅建試験の開始日:10月20日(日)
- 宅建試験の開始時間:13:00~15:00(12:30着席要)
- 宅建試験の会場:47都道府県(住所地)
- 宅建試験の発表日:11月26日(火)
▶詳細は「一般財団法人不動産適正取引推進機構」へ
受験申込書(願書)を出す方法:郵送・インターネット
宅建士試験の受験申込は、郵送とインターネットの2つの申し込み方法があります。
郵送とインターネットによる受験申込については、比較表を作成し、分かりやすくしたので参考にしてください。
詳しくは、3章で「郵送による受験申込」を4章で「インターネットによる受験申込」を解説します。
宅建士試験の受験申込の比較表
※ | 郵送 | ネット |
---|---|---|
配布期間 | 7/1日(月)~16日(火) | 6/7日(金)~7/31日(水) |
申込期間 | 7/1日(月)~16日(火) (当日消印有効) | 7/1日(月)~7/31日(水) |
試験要項の 請求先 | 協力機関一覧 | 公式ホームページ |
試験要項の 配布場所 | 書店 宅建協会 都道府県庁 土木事務所 | 公式ホームページ |
顔写真の規格 (サイズ) | パスポートサイズ 縦4.5cm×横3.5cm | JPEG、PNG 縦900ピクセル 横720ピクセル |
受験手数料の 支払方法 (8,200円) | ペイジー払い コンビニ払い 郵便振替 | ペイジー払い コンビニ払い クレカ払い |
願書の 提出形式 | 簡易書留郵便 (郵便窓口で受付) | インターネット送信 |
郵送による受験申込書(願書)の出し方
宅建士試験の受験申込の方法の一つである「郵送」について、受験申込書(願書)の入手から必要書類の準備、送付までの一連の流れを解説します。
郵送申し込み方法について具体的手順を知りたい人は、以下記事もチェックしてみてくださいね!
郵送申し込みの流れ
郵送での申し込みをする場合、まず受験申込書(願書)を手に入れますが、期間が短いので注意してください。
受験申込書(願書)の配布期間:7/1日(月)~16日(火)
①受験申込書(願書)を入手
↓
②必要事項を記入
↓
③顔写真を貼付
↓
④受験手数料を納付
↓
⑤簡易書留で窓口から送る
受験申込書(願書)を入手(配布場所)
宅建士試験の受験申込書(願書)を入手する方法は、2つあります。
一つは配布場所である「協力機関」に取りに行く方法で、もう一つは、その「協力機関」に郵送で返送依頼する方法です。
なお、受験申込書(願書)は試験地(都道府県)により異なりますので、試験地の受験申込書(試験案内)を入手してください。
①受験申込書(願書)を取りにいく配布場所
受験申込書(願書)は、書店や協力機関の窓口等で配布しています。
・書店
・宅建協会
・各都道府県庁
・土木事務所
②受験申込書(願書)を送付依頼をする方法
受験申込書(願書)を配布場所に取りに行くことが困難な場合は、郵送による送付依頼ができますので、そのやり方について紹介します。
受験申込書(願書)を郵送で入手する方法
140円分の郵便切手を貼ったA4判の用紙が折らずに入る大きさの返信用封筒(角形2号以上のサイズ、住所・氏名を表面に記入)を同封の上、「協力機関」へ。
受験申込書(願書)に貼付する顔写真の規格(サイズ)
■顔写真のサイズは、パスポート申請用サイズ(縦4.5cm、横3.5cm、頭頂からあごまでが長さ3.2cm以上3.6cm以下のもの)です。
顔のサイズにうるさいけど、適当じゃダメなの?
サイズ以外だと受付してもらえないかも(^▽^;)
受験手数料の支払い
宅建士試験の受験手数料8,200円(非課税)です。
支払方法については、昨年度から変更になっているので注意してください。
とくに、各受験地の受験機関によって支払方法が限定されていますので、受験申込書(願書)で確認しましょう。
※ | 本年度 | 昨年度 |
---|---|---|
支 払 方 法 | 郵便振替 | 郵便振替 |
ペイジー払い | × | |
コンビニ払い | × |
ペイジー払いやコンビニ払いの図解が知りたい人はコチラの記事を見てくださいね!
受験申込書(願書)は簡易書留で窓口から送る
郵送で受験申込書(願書)を提出する場合は、郵便局の受付窓口で簡易書留郵便の発送手続きが必要です。
発送前の注意点
・簡易書留の料金:基本の郵便料金(120~140円)+350円
・提出締切:7月1日~7月16日(当日の消印有効)
【注意】登録講習修了の取り扱い
講習受講中の方は「登録講習修了者証明書」の交付を受けてから申し込んでください。
受験申込書(願書)には、①登録講習修了試験合格年月日、②修了番号、③登録番号が必要なので記入を忘れなようにしましょう。
登録講習修了者の注意点!
・登録講習修了者が試験の一部免除を受けられるのは、修了試験合格後3年以内に行われる宅建試験が対象になります。
・「登録講習修了者証明書」が試験実施日前3年以内のものであるかどうか、確認が必要です。
インターネット申し込みのやり方
宅建士試験の受験申込の方法の一つである「インターネット」について、マイページの登録から必要書類の準備、確認までの一連の流れを解説します。
インターネットの申し込み方法について具体的手順を知りたい人は、以下記事もチェックしてみてくださいね!
インターネット申し込みの流れ
①準備して公式HPへアクセス
↓
②マイページを登録
↓
③試験申込の画面をクリック
↓
④試験会場などの必要事項を入力
↓
⑤顔写真をアップロード
↓
⑥受験手数料の支払方法を選択
↓
⑦受付済をマイページで確認
準備して公式HPへアクセス
インターネット申し込みの際は、ネット環境に注意しなければならないので、協会が推奨しているネット環境を確認しておきましょう。
ネット環境を確認後に、公式サイト(一財)不動産適正取引推進機構で申し込み手続きをしてください。
協会推奨のネット環境
ネット機器 | OS | ブラウザ |
---|---|---|
パソコン | Windows 10以降 | Google Chrome Edge |
スマートフォン (iPhone) | iOS 14 以降 | Safari |
スマートフォン (アンドロイド) | Android 7.0以降 | Google Chrome |
マイページの登録
インターネット申し込みの場合は、受験申込の前にマイページの登録が必要です。
事前にメアドとパスワードのメモしておきましょう。
マイページの登録内容
①メールアドレスの登録
②パスワード
③氏名
④生年月日
試験会場などの必要事項の入力
①氏名
・氏名は住民票の字体どおりに入力します。
②住所
・住所は、住民票登録の内容どおりに入力します
③試験会場
・原則、受験申し込みは申込み時点で住民登録(住民票)があるところです。
顔写真の規格(データ)のアップロード
【顔写真のデータ】
・ファイル形式:JPEG・PNG
・サイズ:縦900ピクセル×横720ピクセル
・顔の寸法:600ピクセル
【注意】登録講習修了データ
「登録講習修了者証明書」に記載された修了番号等を入力したら、一般財団法人不動産適正取引推進機構が登録講習機関から提供を受けたデータと照合。
インターネット申込みができない人
■ 講習受講中の人
■ 講習修了時期が遅い等の理由で、登録講習機関から当機構にデータ提供ができない人
■ 登録講習機関が「インターネット申込ができない講習」に指定した講習の修了の人
■ 婚姻等により受験申込時点の氏名と「登録講習修了者証明書」の氏名が異なる人
受験申込後の日程:受験会場の通知~合格発表
宅建士試験の応募書類を発送後、「受験票の通知はがき」が届く予定ですが、万が一、届かない場合も含め流れを確認しておきましょう。
受験会場の通知日
受験会場の通知:廃止(R6年度~詳細は公式サイトで確認)
■インターネット:マイページで確認
■郵送:専用ダイヤルで確認
【注意】受験会場は受験票で確認できます。
受験票の受取日
受験票の受取日:10月2日(予定)
※10/5までに到達が無い場合は協力機関一覧(都道府県ごとの問い合わせ先)か、「一般財団法人不動産適正取引推進機構」へ確認。
宅建士試験の実施日
■宅建試験の開始日:10月20日(日)
■宅建試験の開始時間:13:00~15:00(12:30着席要)
■宅建試験の会場:47都道府県(住所地)
宅建士試験の合格発表日
宅建試験の発表日:11月26日(火)
公式サイト「(一財)不動産適正取引推進機構」に掲載予定。
受験申込書(願書)の手続に関するQ&A
- 転勤等により住所が変わったが、試験地・試験会場の変更は可能か?
-
申し込んだ試験地又は指定された試験会場を受験者の都合で変更することは一切できません。
- 受験票(はがき)が届かなかった(又は紛失した)ときは、どうするのか?
-
試験を申し込んだ都道府県の協力機関又は当機構試験部に、お問い合わせください。
試験当日に、試験会場に「相談係」を設けてありますので、氏名・生年月日を申し出て、受験票の再発行を受けてください。
※当日は、早めに出向いて再発行の手続をとる。(受験票の再発送の予定なし)
- 遅刻した場合は?
-
原則として、13時30分を過ぎた遅刻者は入室できません。
※遅刻した場合は、試験会場の「相談係」に申し出てから試験室へ向かってください。
引用元:「一般財団法人不動産適正取引推進機構」
まとめ:宅建の受験申込書(願書)の2つの出し方がわかる
本記事では、宅建士試験の申し込み方法や受験料の納付など、要項について、図表などで分かりやすく説明してきました。
■宅建士試験の受験手続のスケジュール
■郵送による受験申込書(願書)の手続の流れ
■インターネットによる受験申込の手続の流れ
初めて宅建試験を受験する人
絶対に一発合格をしたい人は、ぜひ参考にしてください。